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有限会社佐々木電機工業が設計を手掛けるメッキ装置について

こんにちは!
大阪府守口市に拠点を構え、日本国内だけでなく東南アジアで活動しております、有限会社佐々木電機工業です。
弊社では電気制御盤やテクニカルソフト、FAシステムなどの電気設計を主に手掛けてまいりました。
私たちが日常生活の中でよく手にするプラスチック製品や精密機器、電子部品などさまざまな製品に対してメッキ加工はよく施されていますが、どのようにこのメッキ加工が施されているのかは、あまりご存じでない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、メッキ加工を施す装置の仕組みについて簡単に解説させていただきます。
メッキ加工が今後必要になりそうな方や、このような施工に興味がある方はぜひご覧ください。

電気メッキの技術について

光っている電球
メッキ装置の仕組みを解説する前に、まずは電気メッキの技術がどのようなものなのかをお伝えいたします。
水に電流を流すと酸素と水素に分かれる反応を水の電気分解と呼ぶのですが、電気メッキとはこの反応を応用し、メッキをされる金属が溶けている電解液と、メッキしたいものに電流を流して表面に金属を付けていく技術です。
電気メッキは光沢を出しやすく、膜厚を付けやすいという特徴があり、銅・ニッケル・クロム・サテンニッケル・金などが使用されています。

メッキ装置の仕組みは?

そんなメッキ加工を施す強い味方として製造業者で利用されているのが、今回ご紹介しているメッキ装置です。
メッキ装置はタッチパネルでロット番号や伝票番号、指示電流や後処理工程などを選択すると、その投入データをもとにメッキ加工を施してくれます。
メッキ装置で処理された内容、例えば投入時間や実電流値・温度といった情報は生産管理システムでデータベース化され、サーバーに送られます。
管理者たちはこのデータをもとに生産状態の確認ができるようになるので、製造業者では非常に心強い存在だと言えるでしょう。

メッキ装置の設計に自信あり!

ハイタッチをしている手
今回はメッキ装置の仕組みについて簡単にご説明させていただきましたが、弊社ではこのメッキ装置を正常に動作させるための電気設計にも自信がございます。
自動機はもちろん、手作業でメッキを行っている現場でも生産履歴を残せるように設計が可能ですので、製造工程をより効率的なものにしていきたいと悩まれている業者様は、ぜひお気軽にご相談をいただけますと幸いです。

佐々木電機工業よりスタッフ募集のお知らせ

ただいま弊社では、電気制御盤の設計や電気工事業務に携わってくださる方を、新たに募集しております。
電気制御盤の設計なんて難しそう……と思われがちですが、未経験の方でも挑戦していただける仕事内容です。
長期目線で育成し、一人前の電気工事士としてご活躍いただけるようにサポートいたしますので、専門的な知識が身につく仕事をお探しでしたら、ぜひ求人にご応募ください!
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。